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事前の打ち合わせなしに

弟の起こした行動に笑いが出た。

 私は弟が2人いる。
 1人は大学3年だけれども、友達と遊ぶのが
生き甲斐で、今は岡山の大学にいる。
 もう1人は福岡の早良区にある私立高校に通う
2年生で、性格は私と似ている。

 ある日、大学生の弟が実家に電話を
かけてきた。

「もしもし、オレ、オレオレ!」

受話器をとった母は、挙動不審になる。

「え?誰ね?こうくん(弟の呼び名)ね?」

「そうそう、オレオレ!
バイクが壊れたけん修理するために
お金ば振り込んでくれん?」

と弟が言う。さらに母は、まだ信用できないようで

「ほんとにこうくんね?」

 と尋ねる。そして、冗談を楽しんだ弟は、やっと
素性を明かした。
もちろん、バイクの話は口からでまかせ。
 我が親にオレオレ詐欺まがいのことをするとは
ユーモアがあるというか機知に富むというか…
電話番号が違えば本当にオレオレ詐欺である。

 そして今度は中学生の弟、光が同じことを
またやった。
2人は事前の打ち合わせなしに、である。

「もしもし、オレオレ」

「誰ね?」

「オレたい、オレ」

「ひかるね?」

「そう、空港まで迎えに来てくれ~ん?」

 という会話。
でも、母は弟が自分の名前を挙げる前に
光と名前を言ってしまった。
2回のオレオレ電話に対して、2度も。

 この話は全て、留学中にあったことなので、
私は詳しいことは分からない。

 この電話にヒヤッとしたが、おかげで
オレオレ詐欺の巧みな騙しが母には
分かったという。
不安な心理状態にさせて、相手に口を開かせる
という巧妙さ。
あれは引っかかる、と言っていた。

 家族だからといって、携帯だけで連絡を取り合う
ことはない。
そこが2人とも家の固定電話に掛けてきた
ということから、例外もあるのだよ、とも
学んだみたいだ。

 弟2人は、いたずら半分でやったのだろう
けれども、母にはいい教訓になったでしょう。
いつか私もやってみようか…企み中(笑)

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